平成28年度障害者「福祉から雇用」応援事業 スタート！

スタートアップセミナー開催

今年度は、すでに41事業所が「福祉から雇用」応援事業に利用申請され、30事業所が6月23日開催の『スタートアップセミナー』に参加されました。
セミナーは「基本講演」とシンポジウムの２本立てで実施しました。

基本講演では、本事業のスーパーバイザー高橋信二氏より、国の障害者福祉施策の動向、Ｂ型事業所の展望、就労とＢ型支援について話されました。

参加者は「Ｂ型の支援のあり方を、再考するきっかけになった」「利用者さんのことを、決めつけがちになっている自分を見直す機会になった」「知らないうちに利用者の選択肢を狭めていることに気づかされた」など、支援者として目からウロコの体験をされたようです。

シンポジウムでは、飛鳥井ワークセンター、上京ワークハウス、協働ホーム、工房ソラ、洛南障害者授産所の職員の方々をゲストスピーカーにお迎えして、「福祉から雇用」応援事業を利用しての就労支援体験について語っていただきました。

利用者さんの就職が実現したことで、「新しい世界が見えた！」「これまで見たことのない利用者さんの表情を見た！」というお話は、これから就労支援を始める事業所や職員の方にとって、ワクワクする楽しみなひと言のようでした。

今後の予定

平成28年度の「福祉から雇用」応援事業は、障害者就労について初歩から学べる『体験的・就労スキルアップ企画』を展開します。

これまで就労に馴染みがなかったけれど、障害者福祉の動向を察知して、「いよいよ障害者就労について学びたい・・・・」と考えている事業所や職員の方にお勧めの企画です。障害者雇用の『企業見学会』、就労支援体験の生の声が聞ける『就労勉強会・交流会』、ワークショップ型の『就労スキルアップセミナー』など、すべて体験型の学習です。

これから開催予定のすべての企画に参加すれば、初級版ではありますが、就労に関する一通りが学べるように組み立てています。

まだまだ間に合いますので、年間スケジュールを確認して、ふるってご参加ください。

問合せ先・担当

京都ほっとはあとセンター 解良（けら）
電話：075-255-0355　ファクス：075-255-0366